「麻布永坂更科(現在 更科堀井)」の初の支店である「布屋善次郎」を赤塚善次郎さんが1899年(明治32年)に開業します。その後二代目の正治さんは1944年(昭和19年)に出征。お店は戦時下で強制疎開し閉鎖されました。正治さんが復員しお店のかんばんが近所の鳥料理屋に譲ってしまったのをしって激怒。もう蕎麦屋はやらないと青果業に転業します。その後、正治さんの長男である三代目の昭二さんは、大学卒業後に一門の「布恒更科」で修業し1966年(昭和42年)に「さらしなの里」を開店します。因みに店名は正治さんが考えたそうです。なんでも蕎麦屋を廃業したことを悔やんでいたんだとか。そして2003年(平成15年)に昭二さんの長男である滋行さんが四代目をついでいる。
特徴・魅力
丁寧な対応がとても良いです。
蕎麦は山形の在来種「最上早生」を使用(2024.4訪問時)しており、香りが良く甘みのある蕎麦をいただきました。




更科の系譜

食べログ:築地さらしなの里
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